おしゃぶり
子供のおしゃぶりは何歳までいいの?
おしゃぶりはできれば2歳くらいまでにやめさせるようにしましょう。 2歳ごろになると乳臼歯と呼ばれる奥歯が生えてきます。 奥歯が生えてくると今までは“吸う”ことがメインだったお口の動きが、今度は“噛む”ことに変わっていきます。 このころにまだおしゃぶりをしていると歯並びに影響が出やすくなります。
おしゃぶりが長引くと歯並びだけでなく、発語に影響することがあります。
赤ちゃんを泣きやませるためにおしゃぶりを使いすぎてしまうと成長に影響が出る事があります。
年齢とかみ合わせの調査によると、常用している子どもは使用しない子どもに比べ、前歯の上と下が開いてしまう「開咬(かいこう)」が現れる率が高いというデータがあります。
おしゃぶりには悪い点だけではなく勿論利点とされている事もあります。
・すぐに泣きやむ
・すぐに眠る
・ 落ち着く
・ 子育てのストレスが減る
・機嫌が良くなる
子育てにおいて親御さんのストレス軽減はとても大切な事です。
ただ行くおしゃぶりを使う事で育児をスムースにする事もできます。
6ヶ月ぐらいの乳児になると興味があるものなどなんでもお口へもっていってしゃぶるようになります。この行動は、手と目の協調運動の学習だけではなく、いろいろしゃぶることにより味や形、性状を学習しているのです。
子供にとってよい環境を作ってあげ、外遊びなどで社会性を豊かにすることで2歳ぐらいまでには指しゃぶりも卒業することが好ましいでしょう。