歯科医院の特殊な器具

こんにちは、平野区わたなべ歯科クリニックです。

歯医者さんでは、

「歯を削る」「型をとる」「詰める」など、歯科治療は手作業が中心です。

そのため「専用器具」が多数用意されており、その数はなんと数百もあります。

治療の際によく見る治療器具をご紹介します。

【光重合照射器】

むし歯の部分を削った後にコンポジットレジンという歯科用プラスチックを詰める方法があります。(コンポジットレジン充填)

粘土状のプラスチックを歯に詰めて、この器械で光を当てると数秒から数十秒で固まります。光重合照射器は歯のつめものを固める時に使い、お口の中なので見えにくいのですが、青〜紫の光を当てています。

【エアタービン、タービンバー】

歯科医院のイメージと言えば、「キィーン」という治療の時に聞こえる音ですよね。その音を発生させているのが「エアタービン」です。内部に風車がついていて、ここに高圧の風を当てることで、先端についた「タービンバー」を高速回転させます(1分間に30万回転以

主に歯のエナメル質や金属など硬いものを削るための道具です(風の力で動く)。先端(ヘッド)部に高圧の空気を送り込むとタービン回転部が高速回転します。

【オートクレーブ】

見た目は電子レンジのようですが、こちらは高い圧力を掛けて高温の蒸気を発生させ、歯科器具を「滅菌」するための器械です。院内感染を防ぐために歯科医院では絶対に欠かせない器械です。